
こんにちは、ともきです。
皆さんは、いいアイディアが思い浮かばず、
困った経験はありませんか?
「企画のアイデアが全く思いつかない…」
「新規ビジネスを始めたいが、どうもピンと来ない…」
そういったお悩みを抱える人にぴったりの一冊を見つけました。
それが本書、「超発想力 思いつきをカタチにして人生を変える29の方法」です!
この本の帯には、こう書かれています。
「『思いつく力』が、無限の可能性を拓く!」
発想力を鍛え、思いつきを「カタチ」にする技術から、
煮詰まったときの克服法、ネガティブ面を利用した
創造性アップの方法まで、科学的にみた
「最高のアイデア」を生む方法を明かす。
「超発想力 思いつきをカタチにして人生を変える29の方法」 DaiGo
この本を読むと「良質なアイデアを生み出す方法」が身につきます。
実践的なノウハウが詳細に、そして多くの研究事例を用いて紹介されています!
今回は、この「発想力」をメインのテーマとし、
その内容を紹介していきたいと思います。
発想力を身に付けるメリット

発想力を身につけるメリットは、大きく分けて3つあります。
- マジメにやるより成果が出る
- 変化に対応できる
- 幸福度が上がる
まずはそれを紹介していきます!
過程に集中することで成果が出る

うまくやろうとするより、
楽しんでクリエイティブに行動した方が最終的な成果が出やすい。
その一例として、本書で挙げられている実験があります!
ある2つのピアノ演奏のグループに、以下の内容をそれぞれ伝えました。
- 「いままでのあなたより、クリエイティブに演奏してください。」
- 「いままでのあなたを超える、ベストな演奏をしてください。」
それを、第三者に採点してもらったところ
2番のグループの圧勝だったそうです。
×「ベストを尽くすぞ!」
○「クリエイティブになるぞ!」
ということです。
うまくやろうとすると、逆に力を発揮できなくなる。
こういった経験は、誰にでもあるものだと思います。
しかし、「クリエイティブにやる」と考えただけで、
結果が出るのは何故なのでしょうか?
それは、意識が「結果」から「過程」に向くようになるから。
最高の結果を追い求めると、緊張やストレスが強くなり
パフォーマンスが落ちていってしまいます。
それに対して、過程に意識を向ける事で
リラックスした状態で行動できます。
結果を意識しない分、より過程に集中する事ができるため
ストレスやプレッシャーが少なく、
結果的にパフォーマンスも高くなるというわけです。
時代の変化にも柔軟に対応

変化の流れが早い現代においては、「変化に対応する能力」が強く求められます。
本書の中である実験が紹介されていました。
その内容は「嫌な出来事があっても柔軟に対応できる人は何が違うのか?」というもの。
実験は、301人の男女を対象として行われました。
そしてこう尋ねます。
「何か嫌な事があった時、何かしらのクリエイティブな行動をとるように心がけていますか?」
この場合の「クリエイティブな行動」の内容は特に定められていません。
絵に、音楽、小説など何でも大丈夫です!
調査の結果わかったのは、
「仕事や日常生活でトラブルがあった際、即座にクリエイティブな行動をとれる人はネガティブな感情に強い」
という事でした。
つまり、トラブルが起きて暗い気分になった時は
絵を書いたり、曲を作ったりしましょうっていう事でしょうか?
これに関しては、すべての人ができる訳でもないので
あまりおすすめ出来ない気もします…。
でも、何かしらの形でアウトプットするのが重要っていうのは同感です!
僕の場合は、ノートにすべての感情を書き込んでしまう事で
ネガティブな感情に対処してます。
以下の記事で詳しく紹介してますので、
よかったら見てみてください!

https://dream-library.com/紙に書くことが最強な理由%E3%80%82/
幸せな人生を送れる

発想力を身につけるメリットの3つ目は、
嫌な気分をも、クリエイティブな活動を通して切り替えられること。
いつもと同じ毎日を送るよりも、今日は別の事をやろうと言う思考が
平凡な毎日に程よい刺激を与えてくれます。
それだけでも、人生は楽しくなっていき
ポジティブな体験の量も増えていくので、幸せになれると言う事です!
近年、「発想力と幸福感」の関係を調べる研究がありました。
この研究における発想力の定義は
「いかなる状況でも、自分や他人に対してユーモアや楽しさを持って解釈する能力」です。
被験者の意見をまとめた結果、やはり関係がありました。
研究の結果は、次のようになります。
「日々の生活を新たな視点を持って捉え直す力を持った人は、人生全体において、幸福感難い傾向があった。」
昨日とは少しだけ違うことをしてみる。
そんな小さな行動が、あなたの人生が幸せなものに変えていくのかもしれません。
思いつく力を高める方法

この章では、「思いつく力」を高める方法が書かれていますが
その中で特に実用的だと感じたものの3つをご紹介します!
- 制限を利用する
- リーキー・アテンションを活用する
- 体の動きを使う
新しい発明は、大小にかかわらず
何かしらの不自由から生まれるものです。
豊富なリソースが、私たちの創造性を低下させ
「言い訳」の原因となり、無駄な予算や時間を浪費してしまう。
アイデアが浮かばず、煮詰まってしまった時には
あえてリソースを減らす事で、切迫感が強まり
モチベーションにつながっていくという訳ですね!
リーキー・アテンションというのは、
簡単に言えば「注意散漫な状態」のことです。
目の前の事に半分集中していても、
半分は全く違うことを考えてる事ってありませんか?
「アイデア出しの段階」に限って言えば、これを活用しない手はありません。
意図的に、この状態に持っていくには
- BGMを流す
- 人通りの多い場所に行く
- カフェなどの視覚情報が多くノイズが多いところ行く
などが効果的です。
リーキー・アテンションを起動し、アイデア出しを行う事で
創造性が高まり、新しい発想が生まれやすくなると言われています!
何も思い浮かばない状態で、いくらデスクに張り付いていても
いいアイデアは出せません。
外を歩く・散歩する事で脳をリフレッシュさせる事ができます!
元来、人間の脳は一つの問題に集中していると
考えが凝り固まってしまうものです。
しかし、ここで散歩に出かける事により
意識を拡散させ、様々な情報を脳が取り入れ始めます。
「こんなところに、こんなお店あったんだ!」てなる訳です。
そうして集めた情報が、思いもよらない繋がりを生み
斬新なアイデアが思い浮かぶ可能性が高くなります!
「もう疲れた…」
「何も思いつかないよ…」
そんな時は、散歩に出かけてみましょう!
きっと、いい案が浮かぶはず。
矛盾を結びつけるヤヌス的思考法

ここまで出してきたアイデアを形にするのに、おすすめの方法があります。
それが「ヤヌス的思考法」。
ヤヌス的思考法というのは、一見すると相反する要素を結びつける事で
全く新しいアイデアを生み出すことのできる思考法です!
代表例は、ピカソの「泣く女」。
正面から見たかおと、横から見た顔を一枚の絵にしてしまいました!

斬新すぎです…。
この思考法を用いると、これまで常識に縛られていた考え方を逸して
ユニークな発想や、面白いアイデアが浮かぶかもしれません。
- 働きたくないけどお金が欲しい
- 運動したくないけど痩せたい
- 努力したくないけどモテたい
など、例をあげるとキリがないですね。
「これとこれは矛盾するから両立はあり得ない!」
ちょっとまってください。
こう考える前に、成功者が行っている
ヤヌス的思考法のステップを紹介します。
- 一見すると相反するものに注目
- 両者の矛盾を乗り越えた先の解釈を考える
先ほどのピカソの作品がいい例ですね。
これをうまく活用できれば、とてもユニークなアイデアを生み出せるかもしれません!
まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます!
アイデアが出ない問題は、解決する事ができたでしょうか?
ところで、この写真のモデルさん可愛くないですか!?
フリー素材として使用可能なので
毎回、記事中に入れさせていただいております!
可愛いのにフリー。
なるほど、これがヤヌス的思考法ですか…。
おっと、話が逸れてしまいました!
DaiGoさんが提唱する「発想力」。
ガンガン使いこなせれば、もうアイデアが思い浮かばない悩みは
抱えずにすみますね!
この記事を通して、読者の皆さんのお役に立てたなら幸いです。
それではまた!